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タミヤ 1/24 ポルシェ956 PORSCHE956 製作記 その6

さて今回は935/76型の燃料系統です。
当初、私はポルシェ956に2種類のエンジンが存在することを知りませんでした。基本的には同じものなのですが、再三書いているとおり、燃料供給システムが違います。なぜこの違いにこだわるかというと、じつは私はこの製作記を海外のモデリングフォーラムにも投稿していて、製作を始めて間もない時にこの点を鋭く指摘されたからです。指摘した張本人はリンクページにあるSPEED DETAILS Publicationsのスティーブン・ミラー氏でした。「あなたはこの似て非なる2種類のクルマをどのレベルまで再現しますか?」と言われて、実はよくわからないながらも「この違いを可能な限り再現することが今回の目的です。」と大見得をきってしまいました。それから慌てて資料集めを始めたところ、ミラー氏から「私のドキュメントが役に立つかもしれない」と自ら売り込んで(?)くれたのです。そんなやりとりがあったのが、かれこれ2年ほど前です。その後1年ほどかけて原型を作り、レジンで複製して今年の3月ごろようやく2種類のエンジンを組み上げました。その間の経緯をモデリングフォーラムに定期的に投稿していたのですが、ある時「複製できるのなら譲ってもらえないか?」といった申し出があり、それならばということで、このホームページをたちあげて販売してみようと考えた次第です。

それともう一点、これは最近発売された文献にも明記されていることですが、1984年のル・マン24時間レースの優勝車であるヨースト・レーシングの956#117号車(ニューマンカラー)が935/76型を搭載していたことです。本来、#117号車は935/82型が搭載され、車体もいくつかの改良が施された956Bとして納入されたものでしたが、モトロニックシステムの信頼性に不安があったことや、財政的な理由などでヨースト・レーシングは旧式の935/76型に独自の改良を加えてレースに臨みました。そして並みいるライバル(ランチアLC2やカスタマーチームの956。この年ファクトリーチームは不参戦。)を退けて見事優勝したのです。

これらのことから、是非とも935/82型搭載の1983年優勝車と935/76型搭載の1984年優勝車を再現したいと考えました。

話が脇道に逸れました。本題に戻ります。

クーゲルフィッシャー(kugelfischer)機械式燃料噴射ポンプの原型です。

935/76型の燃料系統の部品一覧です。

“956 engines”を参考にパイピングします。

取り付け完了です。

今回はここまで。次回に続く。

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