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デカール顛末(下)

選択肢が限られてくるなか、ツテをたよって知人に相談したところ「業者に頼むには量が少なすぎる。アルプスプリンタで自作してみては?」と、行き着くところはやはり「アルプスプリンタ」でした。「どしたらいいの?」と途方に暮れかけたときに友人が「メンテナンスしたリサイクル品を販売しているところがある。」と(株)象のロケット 技術センター様の存在を教えてくれました。
 
早速、ウェブサイトを確認したところ、まさにデカールを自作したいユーザー向けのサービスで、独自のクリアデカールシートを扱っており、インクなどの消耗品の調達はもちろん、購入後のメンテナンス体制もしっかりとしたものでした。またデカールの製作事例が詳細に記載されているのも、とても参考になりました。すぐに連絡をして使用の目的を伝えたところ、担当の方がそれに合わせてすぐに必要なものをリストアップしてくれました。見積もり金額を見て少々怯みましたが、やっぱり満足いくものを作りたいと考えて、思い切って購入を決めました。
 
数日後、届いたプリンタを接続して製作事例をもとにテストプリントしてみてビックリ、なんか動作が変だぞ?用紙が出たり入ったり何度も往復しているではありませんか!「そういうことだったのか!1色ずつプリントできるのか・・・それならば!」とイラストレーターの参考書を片手にデータを手直ししつつ、その道の先達がそれぞれウェブサイトで紹介してくれているテクを拝借してあれこれと試した結果、ようやく満足いくものが出来上がりました。
 
次にかんじんの質感と作業性を検証するために実際にパーツに貼り付けてみました。余白の切り取りに少々気を遣いますが、それを除けば何の違和感もなく貼れました。そのあと軟化剤との相性を確認して、最後にタミヤカラーのクリアー(TS-13)を恐る恐る缶吹きでオーバーコートしましたが、まったく問題ありませんでした。さらに(株)象のロケット 技術センター様では、プリントしたインクの部分だけが残るデカールシートを新たに開発されたとのことで、こちらもぜひ試してみたいと思います。
 
以上のように、今回初めてデカールを自作したわけですが、プリンタの機能やイラストレーターでのデータの作り方、デカールシートの選択など、それぞれの要素についてもっと掘り下げていけば、よりよいものが作れそうだと確信することができ、初めてにしては上首尾だったと満足しております。今後の製品にもこの自作デカールを加えていきたいと考えております。ご期待ください。
 
最後に、今回の件でたくさんのアドバイスをしていただいた全ての方にあらためてお礼申し上げます。ありがとうございました。

(終わり)

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