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タミヤ 1/24 ポルシェ956 PORSCHE956 製作記 その20

こんにちは。claymodelsです。
ポルシェ956の製作記も「その20」まで達しました。完成まであとどれだけカウントするんでしょう?私自身、これほど長い期間かけて製作するのは初めてなので、いつ完成するかまったく見当がつきません・・・とは言うものの結構楽しんでいます。いろいろと資料を見て、新たな部品を作り出せるかどうか検討し、加工方法を模索し、失敗を繰り返して、出来上がった部品を組み付けてみて、その結果に満足したりしなかったり・・・これも1つの模型作りの楽しみ方ではないでしょうか?とりあえず、いつ完成するのかは考えないことにしてこのスタンスで作業を続けることにします。
 
今回はブレーキを作ります。下はキットのオリジナルパーツと市販のエッチングパーツです。1/24サイズでは、ほとんどのキットがディスクとキャリパーが一体で成型されていて、なんか1つのカタマリといった感じが否めません。エッチングパーツでディテールを追加しても推して知るべしといったところでしょう。

そこで、ディスクとキャリパーを切り離してしまい、それぞれ作り直すことにしましょう。

まずは、ディスクから。欠けてしまった部分をプラ板で補います。おおまかなカタチで接着したら、いつもの「ミニ旋盤」で円形に仕上げます。

「ミニ旋盤」の軸にディスクをセットする。この「軸」を「芯金(しんがね)」とか「アーバー」なんて呼びます。軸の先端に細工をして、はめ込み式にしてあります。

周囲が切りくずまみれになってしまいますが、とりあえず円形になりました。次に円周面に放熱用の孔を設けるので、溝を設けておきます。

パソコンで作図したテンプレートをディスクに貼り付けて、一定のピッチで角のプラ材を接着していきます。

外側にはみ出した部分は削ってディスクの径に合わせます。

別のテンプレートを貼り付けて、ディスク面の小孔を明けます。

サーフェイサーを塗って確認する。良さそう!

次は、キャリパーです。まず、中心から2つに分割します。

少々、幅が狭いようなので、プラ板を足して広げます。

プラ板でテンプレートとなるディスクを用意して、キャリパーの片割れを仮止めします。

テンプレートディスクとブレーキディスクは同じ径にしてあるので、円周に沿って溝を彫れば、キャリパーにディスクを挟むスペースを作ることができます。

余分な箇所を削り取ります。

接着して元に戻します。

原型の完成です。右下の部品はブレーキパッドです。

このようにセットして、

出来上がり。

オリジナルとの比較。

長くなったので、ヘッドライト付近の手直しは次回にします。

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