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1.192020
1/24 ポルシェ956 PORSCHE956 SWAP SHOP 製作記 その8
今回は燃料噴射装置の取り付けです。
おさらいですが、ポルシェ956のエンジンには大きく分けて2種類のバージョンがあります。初期の機械式燃料噴射装置仕様の935/76型、電子制御のモトロニック仕様の935/82型です。
1984年のル・マン24時間レースで2位入賞を果たしたプレストン・ヘンの「SWAP SHOP」956-103号車は初期の935/76型のエンジンを搭載していました。
さて、前回までに下準備を終わらせたので、いよいよ本題に入ります。
最初にインジェクターのパーツをインテークマニホールドに取り付けますが、燃料パイプを追加するので、その向きに気をつけて慎重に位置決めします。わずかな向きの違いで取り回しが不自然になったりします。また、他の部品と干渉したりします。
次に燃料噴射装置本体を取り付けます。
この時、インテークプレナムに干渉しないか確認してください。燃料パイプを追加する場合は、そのスペースも確保できるようにしましょう。
燃料パイプのコネクタを新たに用意して取り付けます。インジェクター同様、取り付け穴を明けてあります。資料からパイプの接続位置を調べて穴の向きを調整しましょう。
各パイプの長さを調整して取り付けます。余裕を持ってあまり引っ張らないように注意してください。ここまで来て部品のつけ直しをするのはとてもリスキーです。レジンは脆いですから接着部分が外れるのではなく捥げてしまいます。かく言う私は、数カ所の穴の明け直しをするハメになりました。
今回はここまで。次回もいくつかディテールを追加していきます。
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