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1/24 ポルシェ956 PORSCHE956 SWAP SHOP 製作記 その6

明けましておめでとうございます。
今年こそ定期的に更新していきたいと思っております。末長くお付き合いください。

さて、前回の投稿で燃料噴射装置の取り付けまでおこないました。その時の様子を紹介していきたいと思います。

まずは必要なパーツの準備から。

インジェクターを切り取ってインテークマニホールドに差し込む部分を適当な長さでカットします。

次にインテークマニホールドに穴を明けてインジェクターを取り付けられるようにします。

ここでインジェクターにひとつ手を加えます。
シリコーン型で成形したパーツは、どうしても細かなモールドが潰れてしまいがちです。最終的に塗装までするとほとんど埋まってしまい、スケール感を損なってしまいます。そこで、わずかに溝を入れ直したり、エッジを立てる作業をします。

左が加工したもの。わずかですがシャープになっています。

ここからは、さらなるアップグレードということで、燃料パイプを加えていきます。この先の作業は、どうしてもやらなくてはいけないということではなく、これらを省略してもオリジナルのエンジンよりは遥かに見栄えのする仕上がりになりますので、軽い気持ちで参考までにご覧ください。

もし、この製作記を参考に自分もやろうという方には、スティーブン・ミラー氏の「956 engines」をお勧めします。

問い合わせ、購入はこちらから。
https://sites.google.com/site/speeddetails/home/publications/-4-956-engines
翻訳サイトなどで「購入希望」などと英文にして、発送先を書いて送れば、paypal経由で請求が来ます。決済したら10日程で届きます。

英文でのやりとりとなると、手間がかかるかもしれませんが、最近の翻訳サイトは結構優秀なので、十分先方に伝わると思います。その手間を掛ける価値がある非常に良い資料です。

では本題に戻ります。
まず市販のコード類を用意します。

単線にしたいので、中身を抜いてしまいます。

適当なワイヤーを両端に差し込んで応急的に単線にします。

ある程度長さに余裕を持たせて、これを6本作ります。

次にインジェクターの先端に0.3mmの穴を明けます。穴明けの際は、デザインナイフなどでモミツケをおこなってください。

もし、失敗してしまったら先端と同じ径のプラ棒を用意して付け替えてください。もしくは始めからプラ棒に穴を明けたものを用意して先端部を交換してください。レジンは結構脆いのでパイプを接着した後、無理に引っ張ったりすると穴の部分から捥げたりします。

このような形で取り付けられます。

続いて0.8mm角のプラ材に0.5mmの穴を3か所明けてパイプを束ねるものを作ります。

このようにまとめておきます。

次回は塗装と組み付けです。

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